パリのデパート、ギャラリーラファイエット グルメで、カトル・カールを買った。
Maison kerysというブルターニュの会社のもの。
お土産に持って行って食べたら美味しかった。3.7ユーロ。賞味期限が長いので、買い置きしててもいいのがありがたい。
ただ、持っていった人に、「手作りか」と尋ねられた。
うわ~、その質問。ただの質問なのだが、なんか刺さる。
子供のころ、しばしばカトル・カールを作った。バターが高価な日本で、自分のお小遣いで安いバターを探して買った。カトル・カールが焼き上がるときのバターの香り。食べてくれた人の笑顔。
今は、バターが豊富で安い国にいるのに、自分で作らなくてすみません。
台所が狭い、狭いからオーブンの熱でますます暑く感じる、オーブンが安物で焼き上がりがいまひとつー言い訳言うのはやめておこう。
プロのカトル・カールもバランス取れてて、しっとりしてて、おいし~い、