新型コロナやワクチン後遺症に、緑茶がいいらしい、という情報が出回っている。気休め程度にいつもより緑茶飲もう。
そうなると、和菓子よね。お、あった、あった、とらやの羊羹。
とらやの羊羹はパリでも気軽に買える。とらやのカフェがパリにあるし、京子食品でも、買える。日本帰国時に空港でとらや羊羹を買って来ることもあったし、いただくことも多い。日持ちが長いのでお土産にも重宝する。
子供の頃はとらやの羊羹をいただくと、高級品をいただいたー、とテンション上がっていた。今では最も手に入りやすい、ありがたい身近なものになった。何気なく食べていた。
今回ブログを書くためにとらやのサイトに行った。
今食べている「新緑」は、「昭和32年(1957)の発売当時は葉緑素とビタミンB群などを含み、厚生省に特殊栄養食品として認可された緑色の羊羹でした。昭和40年(1965)より抹茶羊羹となり、定番の羊羹として親しまれております。自然な色あいと心地よい苦味をお楽しみください」と書いてあった。
歴史があるんだなあ。そして、栄養もある。「新緑」というネーミングもいいなあ。
確かに色がきれい。宝石を思った。目で色合いを楽しもう。
口に含むと穏やかに抹茶が香る。白あんの風味も感じる。ゆっくり味わうと、日本に帰った気分になる。そして、子供の頃のテンション上がる感じも健在だ。