その日、ユーゴ&ヴィクトールにケーキを買いに行ったら、閉店間際でお菓子がほとんど残っていなかった。１個７−９ユーロの一人用のケーキはゼロ。そんな中で、ヴィジタンディーヌを見つけた。
ヴィジタンディーヌって何なのか、良く分からないまま、チョコレートクリームが入っていれば、ケーキに少しでも近いだろうと思い、最後の2個を購入。1個３ユーロ。
期待せずに食べた。きっと、マドレーヌのチョコレートバージョン、軽めのガトーショコラみたいな味よね。
う、うまい！。シンプルだけど、美味しい。ユーゴ&ヴィクトールが最高の材料と技術で作っているのだろう。
ヴィジタンディーヌとは、フランス北東部ドイツとの国境に近いロレーヌ地方の郷土菓子だった。フィナンシェというお菓子と材料はほぼ同じだが、作り方の工程が違うらしい。
夫が買ってきた他のミニ•ブッシュ•ド•ノエルと盛り付けた。地味でも味はヴィジタンディーヌの圧勝。おごちそうさまでした。
