パヴロヴァ(Pavlova)というお菓子がある。食べたことがなかった。どんなお菓子だろう、食べてみようかな、あ?結局食べれなかった、と思って逃すようなことが続いた。
一度はパリのカフェのデザートの今日のメニューの中にあった。クロックマダムを食べながら注文しようと思っていたのに、静かだったカフェのお客さんが急に増えてきて、騒がしくなって、注文する気がなくなった。
2度目はストラスブールでパンを買いに行ったとき、パン屋さんのお菓子のコーナーにあった。パヴァロアは5ユーロ以下なのに、パンとそのケーキの両方を買える現金を持っていなかった。
【ストラスブールのパン屋さんのパヴァロア】
そして、3度目の正直。
あ、また、パヴァロア見つけた。
最近の流行なのかなあ。
いろんなお菓子があるのに、私の前のお客さんも2つパヴァロアを買ってる。
以前からあったのだろうか。最近、良く見かける気がする。
6月の暑い夏の日。持って帰るのが大変だけれど、大事に大事に持って帰った。6。9ユーロだった。(ちなみに私が買ったお店は椅子やテーブルがあってその場で食べることもできる)
そして、食べみる。ワクワク。
焼いたメレンゲにホイップした生クリームを飾り付けたお菓子だった。夏は軽くていいかも。
こちらのパヴァロアにはフランボワーズだろうか、赤いフルーツのゼリーも入っている。うーん、私はもうちょっと生クリームが甘い方がいいかなあ。メレンゲだけパン屋さんで買ってきて、ホイップクリームは好みの甘さで自分で、作るのもいいかも。
さて。パヴァロアとは、どこ発祥のお菓子だろう。ロシアっぽい名前だからロシアかな、と思って、調べたら、パヴロヴァは、オーストラリアまたはニュージーランドが起源とされる菓子である(どこが起源か論争が続いている)。一般的な製法は、焼いたメレンゲをベースにしてホイップした生クリームを詰め、さまざまなフルーツを飾り付けたものである。その名称は、20世紀初頭に活躍した。ロシアのバレエダンサー、アンナ・パヴロワに由来すると伝わる。(ウィキペディア)
パヴロヴァ(ケーキ)
NHKによるレシピ