プロヴァンス地方に残る13種のデザートというものを調べていたら、ヌガーを目にした。
これまで13種のデザートとしてヌガーを出していただいて食べたことはないのだが、プロヴァンスのある地方では、Le nougat blanc (censé selon certain représenter le bien):白いヌガー(あらゆる善行を表す)Le nougat noir (cense selon certains représenter le mal):黒いヌガー(あらゆる悪行を表す)は13種のデザートの必需品と書かれていた。
善行の方のヌガーを買って食べたくなった。
ヌガーは、フランスのクリスマスマーケットで売られている物の一つである。結局、今年は新型コロナウイルスの影響でほとんどのクリスマスマーケットが消え、どこで買えるのだろうと思っていたら、12月25日に日本のコンビニみたいなスーパー、カルフールで見つけて、買った。オランダから来た商品だった。
クリスマスにいただいたお皿に盛った。
このヌガー、柔らかくてどんどん食べてしまう。私はこういうシンプルな昔ながらのお菓子大好き。全部平らげてしまった。
その後、デパートの食品売り場に行く機会があって、デパートにも売っていた。クリスマス前は人混みが凄くて早々と退散したので、じっくり見る機会を失ってしまった。
それから八百屋にも売っていた。13種のデザートはすべて八百屋さんの果物コーナーで買えたのである。
ヌガーの歴史は古い。ウィキペディアによると、ヌガーは紀元前に考案されたアラブの菓子ハルヴァに由来するもので、これが中国にわたって牛軋糖(ニュウガータン)と呼ばれる菓子となり、さらにフランスにやってきて南仏の名産品であり長期保存に耐えるアーモンドを使用する菓子に変わった。
クリスマスの13種のデザートについての私のブログ
https://clairefr.hatenadiary.com/entry/2020/12/24/230906
このブログの関連の日記
https://clairefr.hatenablog.jp/entry/2020/11/14/045653
"ヌガー - Wikipedia" https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%82%AC%E3%83%BC