夫が3月15日に私に一個だけくれた。これがホワイトデーのお返しか、と思って少しがっかりした。よくよく見ると、アミアンのJean Trogneuxのマカロンではないか。
職場の人が持ってきてくれて、皆で食べたので、私にも、一個だけ持って来てくれたそうだ。おお、貴重なマカロン。遠くからやってきたことに、価値を感じる。ありがたい。
素朴な味。マカロンと言ってもパリの色とりどりで口の中で、サクッととろけるマカロンとは、全然違う。ご覧の色で、少し固くて分厚いサブレに似ているが、アーモンドプードルを使っている味がする。
ちなみに、Jean Trogneuxは、マクロン大統領の奥様、ブリジット夫人のご実家のお店で、アミアンは2人の出会いの地でもあった。お2人の恋物語にあやかろう。
そう言えば、アール・ヌーヴォーの街、ナンシー、ボルドーから遠くないサン・テミリオン、バスク地方のサン・ジャン・ド・リュズにも素朴なマカロンが売っていた。フランスの地方には、いろんなバリエーションの素朴なマカロンがあるようだ。
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